スマホ、タブレット、PC、携帯ゲーム機・・どれも世界に現れてから長い年月が経ちますがいまだに悩みの種になっているのがバッテリーの残量問題。
長時間駆動を売りにした製品もありますし、バッテリー性能も上がってきているので1日使える物も数多くあります。
それでも100%安心はしきれないのも事実。
そんな中でモバイルバッテリーを持ち歩いてる人も多いですよね。
今回紹介するAnker 733 Power Bankは大容量かつ高出力が可能な高性能モバイルバッテリーです‼
モバイルバッテリーとしてはもちろん、コンセントがある所では普通の充電器として使えて便利なんだ!
①充電器にもモバイルバッテリーにもなる二刀流
②AC電源(コンセント)使用で最大65W出力で充電ができる
➂モバイルバッテリーとしては最大30Wが可能
④最大3台のデバイスを同時充電できる
⑤低電流モードでイヤホンやスマートウォッチ等の入力電力の低い製品も充電可能
⑥PowerIQを搭載で充電ポートに接続された機器を自動的に検知し、最適な電流を送れる
⑦Anker 733 Power Bank本体は約2時間で充電完了
⑧AC電源(コンセント)利用しながらデバイスを充電すると、デバイスが先に充電され終了後に本体充電が始まる(パススルー機能)
そんな1台あれば全てが完結な最強モバイルバッテリー「Anker 733 Power Bank 」について詳しくレビューしていきますね。
Anker 733 Power Bankの仕様
それでは最初にAnker 733 Power Bankの主な仕様について見ていきます。
さらに細かい詳細はAnker公式HPで確認できます。
サイズ | 約111 x 63 x 31mm |
重さ | 約320g |
モバイルバッテリーとしての出力 | 最大30W |
充電器としての出力 | 最大65W |
やはり全部のせのモバイルバッテリーであることから、やや大きめで重さもあるようですね
出力に関しての最大〇〇Wという記述。
”最大”〇〇Wということは、そうでない時もあるという事。
商品を良く見せて売りたい気持ち、分かります。
決して嘘は言ってない記述ですが・・
まあこのAnker 733 Power Bankに限った事ではない売り出し文句なので仕方ないですよね。
出力について詳しく書いていきます↓
出力はどれくらいあればいいのか
そもそも出力ってどれくらいあればいいのか?という事をまとめていきたいと思います。
出力はW(ワット)やV(ボルト)A(アンペア)で表記されています。
充電器や製品情報を見てみると書いてあるやつですね。
W(ワット)数が分かれば一番なのですがV(ボルト)とA(アンペア)しか表記されていないこともしばしば・・
Wにするのは簡単でW(ワット)=V(ボルト)×A(アンペア)で計算できます!
しかし!そもそも出力の数値が分かっても、それがどうなのかよく分かりませんよね。
なのでこれくらいの出力があればこのデバイスが快適に充電できるんだという情報をまとめてみます↓
- スマートフォン:20W~30W
- タブレット:30W~45W
- ノートパソコン:30W~100W
となっております。
これは目安でして、例えば有名なApple製品では↓
iPhone:20W(iPhone 13 Pro シリーズおよび iPhone 14 シリーズは30W)
iPad:30W〜45W
MacBook Air:30W or 60W(M2で高速充電を使用する際は67Wくらい必要)
MacBook Pro:60W(13inch)、100W(14/16inch)
と結構バラバラなんですよね。
あらかじめ自身の製品が最高で何W(ワット)での充電に対応しているか確認してみよう
私自身はスマホはandroid、PCはWindowsでしてスマホは最大30WでPCは65Wと充電器に記載がありました。
なのでAnker 733 Power Bankが1台あれば手持ちのPCも充電可能になりそうです。
モバイルバッテリーとしての出力
事前知識を確認したところでAnker 733 Power Bankの出力をみてみましょう。
まずはモバイルバッテリーとして利用する場合。
使用ポート数 | USB-C1 | USB-C2 | USB-A | 合計 |
1ポート | 30W | 30W | 22.5W | – |
2ポート | – | – | – | 15W |
3ポート | – | – | – | 15W |
※複数ポート利用時の各ポートの出力が不明の所は「-」表記です。
・モバイルバッテリーとして使う場合はC1かC2の単体利用で最大30Wの出力
・2ポート(C1+C2やC1+AやC2+A)や3ポートを同時利用の場合は合計最大15Wになります。
・1ポート利用(30W)ならタブレット充電までが快適なライン
・複数ポート利用時(15W)は複数のスマホ充電が快適なライン。
・15W出力でもタブレットが充電できないことはない(速度はゆっくり)
外出時に複数のスマホやスマホ+モバイルルーターを同時に充電したい人におススメだね!
充電器としての出力
では続いてAC電源(コンセント)を利用した場合です。
使用ポート数 | USB-C1 | USB-C2 | USB-A | 合計 |
1ポート | 65W | 65W | 22.5W | – |
2ポート | 45W | 20W | – | 65W |
45W | – | 20W | 65W | |
使用しない | – | – | 15W | |
3ポート | – | – | – | 15W |
※複数ポート利用時の各ポート別の出力が不明の所は「-」表記です。
・充電器として使う場合はC1かC2の単体利用で最大で65W出力が可能。
・1ポート利用時はPCでも快適に充電できる
・2ポート利用時は各ポートで出力が異なる
・C2+Aの組み合わせは合計しても15Wになるので注意。
・とりあえず一番上のUSB-C1ポートを優先して使う‼と考えてOK。
・複数ポート利用時はスマホ&タブレットを充電したり、速度はゆっくりでもPCの充電もできる
自宅や旅行先でAC電源(コンセント)がある場合これ1つで済んで物が減らせるね!
Anker 733 Power Bankの特徴
それでは続いてAnker 733 Power Bankの特徴についてです。
梱包内容と外観
本体以外には持ち運びに便利な巾着袋とtypeCのケーブルが1本、あとは紙の説明書が付属しています。
巾着袋があるのは便利ですね、本体だけでなく複数のケーブルもまとめれます!
外観は光沢もありかなり高級感がありますね。
このプレミアム感は使っているだけでテンションが上がる。
PowerIQを搭載
PowerIQとは充電ポートに接続された機器を自動的に検知し、最適な電流を送るという機能です。
この機能によって機器の違いを私たちが意識することなく、最適な時間で充電できるとされています。
深い知識がなくても簡単に使えるところが良いね!
低電力モードがある
イヤホンやスマートウォッチ等の入力電流が低い製品は、入力電流の低さから電力の供給が必要なくなったと判断して給電が途中で停止してしまうことがあります。
もちろんPowerIQによって過電流になることはないように調整されるので心配はないのですが、充電が止まってしまうのは困りますよね。
そんなデバイスを充電するために「低電流モード」があります
↑電源ボタンを2回押すと一番左のLED表示が緑に点灯して切り替え完了です。
「低電流モード」を使えばイヤホンやスマートウォッチ等も安心して充電できます!
パススルー機能がある
「パススルー対応」とはモバイルバッテリー本体とスマホ等のデバイスを同時に充電できる機能の事。
パススルー未対応だとACアダプタ(コンセント)にモバイルバッテリーを繋いでモバイルバッテリーにはスマートフォンを繋いだとします。
この時に優先順位としては先にスマートフォンを充電したいケースが多いと思いますが、パススルー未対応の製品では、モバイルバッテリーが満充電されるまでスマートフォンには給電されないのです。
そう思うとパススルー機能ってとても大事だね。
重い
良さそうな所ばかりを書いてきましたが次はデメリットです。
これが唯一のネックかもしれませんね。
このモバイルバッテリー、重さが約320gとまあまあ重めです。
これだけもりもりのスペックなので仕方ないとも思いますが。
個人的にはそんなに気にはならないし、旅行とかでもこれ1つで足りるから荷物が減ったりと助かっているよ。
まとめ
今回Anker 733 Power Bankについてレビューしてきました。
充電器&モバイルバッテリーの二刀流として高水準なこの製品。
1台あればまず安心できる品となっているのは間違いありません!
でも人によってはオーバースペックになるかもしれませんよね。
なので最後にこのAnker 733 Power Bankが向いている方・向いていない方をまとめてみます。
- 外出に複数デバイスを持ち歩く
- AC電源(コンセント)のある場所にも行ってパソコンにも利用したい
- 旅行などで荷物を減らしたい
- これさえあれば!なモバイルバッテリーが欲しい
- そもそも持ち歩くデバイスが少ない
- 一度に複数のデバイスを充電することはない
- パソコンは充電しない
- モバイルバッテリー機能だけで良い
- 軽いものが良い
といった感じになります。
私は買ってよかった買い物の中にしっかり分類されました。
とにかくこれさえあれば何とかなる!みたいな製品が欲しい時にはおススメです。
この記事が参考になれば幸いです。