セラピスト

リラクゼーションセラピストになる為にスクールは必要?メリット・デメリットを解説

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セラピストというと、多くの分類に分けられると思います。

今回は主にボディケア系のセラピスト(もみほぐしやリフレクソロジー、タイ古式マッサージ等)になる為の道筋を紹介していきます。

先にこの記事の答えとしては「スクールに通わなくてもセラピストになれます!未経験でも仕事としてやっていくなら、いきなりの就職でもそれを勧めたい」です♪

そんな理由について書いていきますね。

セラピストになるには

セラピストになる為の手順として一般的なのはスクールに通ってからサロンに就職もしくは独立開業するか、最初からサロンに就職するかになると思います。

セラピストになるのに専門学校や大学に必ず通い、この資格を取得しないといけないといった決まった方法はありません。

例えば数時間のセミナーを受けていきなり独立開業する事も可能ですが、やはりそれでは足りないものが多すぎるので上記の道がオススメになります。

ここで迷ってくるのはスクールに通うかという事になってきますよね。

スクールに入ってからの方が良さそうな気はしますが、もちろん無料とはいきません。

普通のスクール費用を考えると数十万~三桁万円になる事もあります。

決して安い金額ではないですよね・・

サロンの求人を見ていると、”充実の無料研修”や”研修期間中もお給料は発生します”、”未経験歓迎”といった事が書かれています。

そこで今回はスクールに通うべきか?それともいきなり就職でも大丈夫なのかな?といった疑問に、それぞれもメリット・デメリットをお伝えしていけたらと思います。

僕自身は未経験からの転職で研修付きの会社に就職→途中働きながらスクールに入校。といった手順を踏んでいます。

その経験や周りのセラピストさん達はどうしているかといった事も含めて書いていきます。

スクールに通うメリット・デメリット

メリット

・知識を学べる

基礎的な筋肉や骨の名称など、最低限知っておきたいことの知識は学べます。

またそこから深掘りしたような所まで学んでいける事も。

実際に人の身体に触れるという事に慣れる事ができる

座学だけでなく、そのスクールによる独自の手技を習っていく事になります。

人の身体をほぐしたりストレッチをしたりするというのは、実際に行ってみると想像以上には何も分からないのでとても戸惑ったりします。

卒業する頃には全身を施術できるスキルが身について施術にも慣れているでしょう。

また施術をしてしまうと危険な箇所だったりも習うので安心して施術が行えます。

・永久的に通えるスクールもある

これも大きいスクールはだいたい行っていると思いますが、卒業後にも授業を受けに行くことが可能な事があります。

あの手技はどんな感じだったっけ?と習った事を忘れてしまっても何度でも受講できるしシステムがあるのはありがたいですね。

・就職の斡旋を行ってくれる

スクールのホームページを見て確認の必要はありますが、大きいスクールはどこも提携しているサロンが全国や海外にもあったりします。

卒業後にはその提携先のサロンへの就職をサポートしてくれるので、仕事探しも安心です。

・お客様に安心感を与える事ができる

就職後にもしかしたらお客様に「どこかで勉強されていたのですか」と聞かれる事があるかもしれません。

やはりその時に「専門の学校で学んできました」と言えるとお客様は「あ、しっかりと学んできた方なんだ」と安心してくれます。

セラピストは接客スキルや技術が大事な仕事ですので、スクール卒でない方でも素晴らしい方は大勢いらっしゃいます。

ですが反面で、肩書きによって安心や信頼を寄せる方もいらっしゃるのです。

デメリット

・金銭面の負担はある

これは仕方ないといえば仕方のないことですね。

数十万円~数百万円の所まであります。

また高額であればあるほど質が必ず良いとも限らないのが難しい所です。

・時間を使う

これは独学でも同じことですが、多くの時間を費やす事になります。

社会人をしながら通うのでしたら本当に毎日が忙しくなるでしょうし、仕事を辞めて通うのであれば生活への金銭的な心配があるかもしれません。

・習った手技は就職したサロンで使わなくなる可能性がある

スクールで習った手技が必ずしも就職した先で行えるかは分かりません。

個人で営業しているような小さめのサロンでしたら、手技はスタッフ各々に任せますといった感じで自由な所はあります。

こういった所ではスクールで習ってきた事を存分に発揮できますね。

しかし何店舗も展開しているような大手の会社では、手技が統一されている事がほとんどです。

どのスタッフが担当しても一定の手技を提供することでお客様の混乱を防ぐ為ですね。

「あのスタッフさんはこんな手技をしてくれたけど、このスタッフさんはやってくれなかったわ」といったような事も無くなるのでスタッフを守る事にもなります。

なのでせっかく覚えたスクールでの手技を使わなくなり、結果忘れていってしまうのは少し勿体ないですよね。

始めから就職するメリット・デメリット

メリット

・研修自体は無料で受けれたり、研修中もお給料が出る所もある

研修費を無料で行っている会社は多くあります

そして研修中にお給料が発生する会社も

細かくいうと「テキスト代金、交通費、検定費、宿泊費(全国展開しているが研修場は東京にしかない時に近くに泊まる為)、といった費用は自己負担だったりします。

あとは接客研修も含まれている事がほとんどなので接客も未経験です・・!という方にはありがたいですね。

それでいて格段に費用は抑えられます。

・内容が充実している

研修内容もしっかりしていて、全身コースを施術できるように研修を受けれます。

簡単な研修で終わらせて、では早速お客様に施術してください!ではきっと満足のいく施術にはならないですよね。

スタッフはもちろん困りますが、それによってサロンの評判が下がれば会社側も困ります。

なので手を抜いた研修ではないので安心できます。

デメリット

・かなり忙しいスケジュールになる事もある

もし研修中もお給料が発生していたりすれば、会社側ものんびりと時間をかけて研修は行ってはくれない事もあります。

なのでどんどんと先に進んでいき、その日の内容は自宅へ帰宅してからその日の内に頭へ入れていかないといけないような感じではあります。

研修が辛くそこで辞めてしまう方もいると聞きます。

もちろん全ての会社がそういった研修を行っているわけではないので安心して下さい。

でもやはり新しい事を覚えていくには時間がかかりますし、疲れもしますよね

まとめ~実際にどうすればいいのか~

スクールに通うか、いきなり就職するかについてメリット・デメリットを書いてきました。

結局の所どちらが良いのかなと迷いますよね。

僕自身はいきなり就職しても良いと思います

僕は就職後に、調べればおすすめに出てくるような大手のスクールに通いました。

ですが習った手技は自分の働くお店では使ってはいけなかったですし、座学では知らなかった事を学べましたが興味を持って調べれば正直独学でも大丈夫な気がしました。

これならお金を出してまで通わなくても良かったなと感じたのが正直な気持ちです。

同じ職場にスクールを卒業してから就職したスタッフさんがいたので話を聞いてみました。

「良かったのは”人に施術をする”という事にスクールで慣れる事ができたので、この会社での研修も全くの未経験者の方よりはすんなりと覚えていけた」と言っていました。

なのでまとめてみると↓

スクールに通うのが向いている人

  • 時間と金銭的に余裕がある
  • 人の身体に触れるという事に慣れておきたい
  • 就職の補助があった方がいい
  • 就職はするつもりはなく、自宅で家族や知り合いにやってあげたい

最初から就職するのが向いている人

  • お金や時間をあまりかけずに最短でセラピストになりたい
  • 必要な知識があれば自身でどんどん勉強していける

といった感じになるかと思います。

もちろん絶対にこちらが良いですよといった正解はないです。

どちらの道を選んだ方も、しっかりとセラピストという仕事を続けていっています。

この記事が参考になれば幸いです。

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